ルイ・ヴィトンは、ルイ・ヴィトンとナイキによる「エア フォース 1」 by ヴァージル・アブローの発売を記念したイベントをニューヨークで開催します。
本アイテムは、2022春夏メンズ・コレクションの一部として初めて発表され、5月20日から31日まで(一般公開は5月21日から)、ニューヨークで開催されるエキシビション「ルイ・ヴィトンとナイキによる『エア フォース 1』 by ヴァージル・アブロー」(Louis Vuitton and Nike “Air Force 1” by Virgil Abloh)において、ヴァージル・アブローがデザインした「エアフォース 1」の全47モデルが一般公開されます。
本エキシビションは、ヴァージル・アブローの夢のような表現を土台にした空間体験です。2018年から2021年までルイ・ヴィトンのメンズ アーティスティック・ディレクターを務めたヴァージルは、一貫して、人工的な制限を超越した世界を想像するよう観客に挑み続けました。ファッションを変革のためのツールとして採用した同デザイナーは、人々が子供のような展望と再び繋がりを持ち、人間や物質的価値に関する先入観が排除された文化を構築することを望んでいました。ルイ・ヴィトンでは、「ハイ & ロー」の意味を問い続け、そのアティチュードは、ヴァージルが創り出すすべてのイメージやデザインに反映されてきました。ヒップホップによって形成されたストリートウエア コミュニティ出身のハイファッションデザイナーとして、ヴァージル・アブローは2つの領域の境界線を消し去り、自らのプラットフォームを利用して、黒人のサブカルチャーがメインストリームファッションに与えてきた歴史的影響への称賛を成し遂げたのです。彼の作品は何よりもまず、人間性と団結がテーマでした。
「ルイ・ヴィトンとナイキによる『エア フォース 1』 by ヴァージル・アブロー」(LouisVuitton and Nike “Air Force 1” by Virgil Abloh)では、ヴァージルの哲学を出発点として2021年夏に同デザイナーがデザインしたスニーカーを、ヴァージル独自のレンズを通して詳しく見ることができます。ブルックリンのグリーンポイント・ターミナル倉庫で開催される本エキシビションは、鮮やかなオレンジに包まれた会場に、ルイ・ヴィトンとナイキが融合したロゴが散りばめられた空間となっています。グリッド状の構造は、このスペースに建てられた架空の都市の設計図を上空から見た様子をイメージしたもの。来場者は会場にて、鏡張りの天井に映し出された巨大なロゴの上を歩き回ります。またヴァージル・アブローがルイ・ヴィトン在籍中に制作した3Dプリントの彫像が周りを取囲み、ヴァージルのショーのセットやキャンペーンのイメージに登場した雲が描かれた壁に縁取られた空間が広がります。